教育テレビではおなじみのドラマ番組「さわやか３組」。昨年、96年度の３組でありさ役を演じたのが増岡未央ちゃんです。まだ出演作品は少ないですが、注目株の1人だと思います。
(仕事を始めたきっかけについて)
「もうすごい小さい頃だったんですけど。6歳ぐらいから芸能界に入りたいなと思ってました。」
(撮影の苦労話)
「2月で、寒かったんで表情がうまく出来なくて。大変でした。」
(学校でさわやか３組を見てた事について)
「みんなも見てる最中に私の顔とか見たり、その時とかどういう顔していいのかわかんなくて。それで、自分でも感想とか書くんですよ。だからなんて書いていいのかわかんなくて。」
(自分の性格)
「あんまりさみしがり屋とかじゃないんで。泣いたりとかも、他の人達はしたりしたんですけど、私はぜんぜん。」
(好きな恐竜)
「スティラコサウルスとか。トリケラトプスみたいな感じの恐竜なんですけど。」
未央ちゃんと会った印象というのは想像していたイメージ通りでした。おっとりした、本当におっとりした子で、一緒にいると時間の流れとか都会の雑踏とかを忘れてしまいます。忙しさであくせくしている我々の心を洗い流してくれる、そんな気がしました。
インタビュー中返事に困った時にお母さんに向ける表情には信頼の色がたたえられており、それだけでも普段の暖かい家族の様子をうかがう事ができます。本誌インタビューで語られているように、母と娘というばかりでなく、家族全体が優しさで結ばれているという素敵な事実に、ちょっと羨望の気持ちを感じてしまいます。
インタビューではほぼイメージ通りの未央ちゃんを掴む事が出来たので、その後の写真撮影ではそのイメージから少し離れた、別の視点を持つよう努めました。本誌掲載写真からインタビューとは違った未央ちゃんを感じて頂ければ幸いです。 [森田貴史]