Prolog vol.16 タレント紹介

本田有花

本田有花写真1

 アルゴミュージカル「ロボ! 笑ったね」('97)でデビュー。以後「フラワー」('98)「フラワー メズーラの秘密」('99)「あんず 〜心の扉をあけて〜」('00)と4年連続でアルゴに出演中。99年には「ココ・スマイル」の二度の公演でともに主役のココ役を演じた、注目のミュージカル子役。

Profile



インタビューより抜粋

本田有花写真2 本田有花写真3
―― よく男の子に間違われるそうだけど。
「はい。間違われます。『あ、ボク〜』とか言われます」
―― いつ頃まで間違われてた?
「いやぁ、去年とかも結構間違えられてたけど、別に、うん(笑)」
本田有花写真4
―― 自分の性格はどんな性格ですか。
「オヤジっぽいってみんなによく言われますね。コヤジって呼ばれてますけど。あと、うるさくて、ちょっと変なとこでクール」
―― 家の手伝いはする?
「全然しませんね」
―― しろとは言われないの?
「もう、しなくていいから自分の部屋きれいにしなさいとか」

取材後記拡張版

 この取材で印象に残ったのはやはり「男の子と間違われる」「オヤジっぽい」の話。そう言われてインタビューのテープを聞き返してみると、一つ一つの受け答えが全部オヤジっぽく聞こえてしまうから不思議です。男の子と間違われるのも、外見のためだけでなく、内面から滲み出すものがあってのことなのではないかと思いました。

 取材時に稽古中、発行時に公演中の「あんず 〜心の扉をあけて〜」でも、男っぽい役を演じています。私も入稿を済ませてから観劇しましたが、彼女自身のキャラクターとよく似ている部分、全く違う部分があって、比べてみると面白いです。

 まだ中学1年生、女の子っぽさはこれから身に付けていくのでしょう。とは言え、この少年っぽさ、かわいらしいオヤジっぽさも、失って欲しくないな…。[遠藤芳隆]


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