QUOQのCMで、転校してきたクオーク君にそっぽを向いたり、掃除中にガラスを割って廊下に立たされたりする「ゆうこちゃん」を演じているのが福田麻由子ちゃん。これまで数多くのCMに出演してきたほか、ドラマでも「Summer Snow」で心臓病の少女、「愛の家」「ラストプレゼント」では両親が離婚して難しい環境に置かれた少女といった難しい役を演じてきました。同世代では屈指の演技派子役に話を聞いてきました。
名前 | 福田麻由子 (ふくだ まゆこ) |
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所属 | 東京児童劇団 |
生年月日 | H6.8.4 |
出身地 | 東京都 |
身長・体重 | 131cm 25kg |
血液型 | B型 |
趣味 | 絵を書くこと、しゃべること |
特技 | わらうこと、友だちをつくること |
主な芸歴 | 1998年 CM「ケンタッキーフライドチキン」(デビュー作) 2000年 ドラマ「Summer Snow」 2003年 ドラマ「愛の家 〜泣き虫サトと7人の子〜」 2004年 CM「QUOQ」 2004年 ドラマ「ラストプレゼント 〜娘と生きる最後の夏〜」 |
本誌「直筆アンケート」より抜粋。データは取材当時(2004.6.12)。 |
YE 去年やった「愛の家」はどうでしたか。 麻由子 本当に楽しかったです。子供が何人かいるから、待ち時間とかもすごい楽しかったし、撮影の時とかも、子供が一人じゃないから緊張も本当にしなかったし――まあ普段もあんましないですけど(笑)。 YE この役は普段の自分と比べてどうですか。 麻由子 しっかり者っていうのはちょっと違うんじゃないかなあって感じはしますけど、まあ割と明るい感じは似てると思います。
YE 「下妻物語」、出番は5分くらいだよね。 麻由子 そうですね。 YE やってみてどうでしたか。 麻由子 本当に下妻に行って撮影するのがあったんですけど、ほんとに一面田んぼで、すごいなあって、こんなとこでちょっと暮らしてみたいなーみたいな感じです。 YE そう思ったんだ。都会の方がいいとは思わない。 麻由子 いや、そういう田舎には自然とかいいとこがいっぱいあるから、別に都会だけがいいとは思わない。
SO 犬グッズを集めてるそうで。 麻由子 なんでもかんでも犬ってわけじゃないんですけど、鉛筆とか消しゴムとかそういう文具は、犬が付いてるものが欲しい。 SO 他にはどういうのがあるの。 麻由子 自由帳とか筆箱とか、定規とか、全部犬。 SO 普段持ち歩いてるものみんな犬なんだ。 麻由子 シャープペンもなんでもみんな犬ですね。 SO お友達とかに注目されない? 麻由子 「また犬の鉛筆買ったのお?」とか言われます。
ドラマでは病弱とか薄幸といった感じの役柄が多く、QUOQのCMでもあまり笑わない。ところが映画「下妻物語」では一転してコメディ調のとんでもない役だったりして、芝居の幅の広い子という印象を抱いて取材に臨みました。
パッと見、大人しそうな雰囲気もありましたが、実際にはとても明朗快活でよく喋る子でした。「よく喋る」といっても、一方的にマシンガントークを繰り広げるタイプとはまた違って、会話を上手く回していけるタイプとでも言ったらいいでしょうか。友達を作るのが得意というのも頷けます。
インタビュー中、ところどころで自分自身を「ちょっと変わってる」と評していました。普通の子が普通でいるのも難しい今の世の中、こんなちょっと変わった子の存在こそが救いになるんじゃないか、などと思ってしまいました。
[遠藤芳隆]
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